テニス&バドミントンスクール ノア 姫路校

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好きな本の紹介をします。その74

こんにちは!コーチの門井です。

なんだかちょっと間が空いてしまいましたが、どうかまた門井のブログにお付き合いください!

いつも木曜日が担当になっている門井ですが、一昨日はお休みをいただいておりました。そして金曜日は公休日ということで今回は土曜日ブログです。何故木曜日休んだのかって?それは体調不良ではなく、どこかに遊びに行く為でもなく、なんなら大切な用事がある訳でもありませんでした。理由は単純に有給休暇の消化です。

門井は社会人1年目の夏に胃腸炎で1週間ほど急遽お休みをいただいたことがあります。一人暮らしで体調を崩すことの大変さとレッスンに穴を開けて迷惑をかける罪悪感を同時に味わった門井は二度と体調を崩さないことを心に決めたのです。以来、身体に少しでも異変を感じた際はもはや逆に致死量なんじゃないかと思うほど栄養成分を過剰摂取し絶対に無理をせず1秒でも早く眠り1秒でもギリギリまで起きないという門井流のやり方で悪化を防いできました。医療に詳しい方はこのやり方に異議を唱えたいところでしょうが、お蔭であれから今の今まで休まなくてはならないほど体調を崩すことは一度もなく乗り越えてきました。門井には実績があります。

なので実は昨年も1日だけ有給休暇消化を理由にお休みをいただいております。それが今回は木曜日だったということです。

そして久々の2連休を経た今の門井は今年度に入り2度目の窮地に立たされています。それをご説明するにはまず門井が憎むある「やり取り」についてご理解いただかなければいけません。

門井がこの姫路校に来た当初をご存知の方ならお分かりかと思いますが門井はいわゆる「陰キャ」であり「コミュ障」です。「陰キャ」とは「陰鬱としたキャラ」というような意味で、集団の中で特に静かであったり根暗な人間を揶揄して使う言葉です。「コミュ障」とは「コミュニケーション障害」の略称ではありますが、実際はもう少し軽めに「会話が不得手」くらいの意味で使われることが多いと思います。

そう。門井はそこまで会話というものが得意ではありません。この仕事をするようになって幾分かマシにはなりましたが、根本はそうそう変わりません。

そんな私が憎んでいる「やり取り」のひとつが

「休みの日何してた〜?」

です。これは悪魔の呪文だと思っています。大抵門井はこの質問に対して

「いや特に何も…」

「…ただ門井として存在していました」

このどちらかで返します。意味はどちらも同じです。
すると大体は

「またまた〜何かはあったでしょ?」

いやだから何もないって言ったじゃん!誰が「ここほれワンワン」って言いましたか?!そこを掘っても何も出ないから!と言い返せる訳もないので

「い、いやぁー…ははは」

で、シーン。え?何?僕が悪いの?…いや、絶対に僕は悪くない。誰に何を言われようと、全世界を敵に回そうとも、僕がワルモノだとは認めない…。

一番たちが悪いのは相手があくまで「善意」でやっている、ということです。

『正義の対義語は悪である』

私たちの意識の奥深くに巣食った呪いが

『善意に応えられないモノは悪である』

私の耳元でそう囁くのです。

悲劇は往々にして繰り返します。

ついこの間すごい空気になったばかりだというのに、彼らは同じ過ちを繰り返します。

「休みの日何してた〜?」

人間は考える葦である。
そうでもないぞ、パスカル先生。
っていうか、毎度「それ」聞いてくるってことは「他に何も話題がない」って言ってるようなもんじゃない?何その悲しい現実。

僕は休みの日に「何か」をしなければならないのだろうか?休みの日には他の誰かが喜ぶような話題を休まずに用意しなくてはならない?それのどこが休みなんだろうか。どこかへ行って何かして写真を撮ったりだとか話題のタネを用意したりだとか、そして出勤したらそれを報告する。その一連の流れと実際の仕事とは一体どれだけの差があるというのだろうか。

だから一番楽なのは

「昨日は代行があったので出勤しました」

だったりします。ただの休日よりも休日出勤する方が楽とかいう時点で、門井は順調に社畜としての道を歩み始めている気がしてなりません。

そして、本日は「2連休明けの出勤日」ということであの忌まわしい悪魔の呪文が唱えられる確率が跳ね上がるのです。それが今年度に入り門井が立たされている2度目の窮地なのです。え?1度目は何かって?それは、来週のブログまで秘密です!とにかく、門井はピンチです。この危機を回避しなくてはなりません。

作戦1〜話題を逸らす〜
まず、会話の主導権を相手に渡してはいけません。相手の手札には常にあの「死の呪文」があることを念頭に置いて行動する必要があります。相手が手札を使う前にこちらから次々と話題を展開します。…いや、そんなことできたら最初から陰キャやってないか。

作戦2〜嘘の話をでっち上げる〜
相手が望むような聞いていて楽しい話を嘘で良いので披露します。ウケが良すぎて掘られるとバレるので、程々のやつがベストです。…これも門井にはハードルが高いです。そもそも門井は嘘をつくのが下手ですし、1度それをやったら後々また嘘を用意しなくてはなりません。

作戦3〜いっそ狂ってみる〜
まず目を合わせないこと。次に相手の近くに10秒以上留まらないこと。そして、万が一話しかけられた場合には頭を抱え大声で「うわあああああ!」と叫びながら視界から人が消えるまで走り抜けます。会話のテクニックがなくてもできそうだけど、違う問題が発生しそうだな…。

どの作戦もデメリットがあるのでまだ決めかねていますが、叫びながら走る門井を遠目に見かけたらそっと手でも合わせといてください。

閑話休題。

本日私が紹介するのは
桜井 美奈の
「殺した夫が帰ってきました」です。

鈴倉茉菜は5年前夫を崖から突き落として殺しました。東京へ越して一人暮らしをしているが、最近取引先の男性にやたら付き纏われて困っています。ついに自宅の前に現れたその男性が強引に自宅に押し入ろうとしています。逃げ場はない。一体どうすれば?

「その手を離せ!」

そこに現れたのは、5年前茉菜が自らの手でその命を奪ったはずの夫・佑馬だった。

「記憶を失っている」

そう告げた夫はたしかに姿形は夫そのものだったが、性格はまるで別人。あんなに彼に怯えていたのが嘘のように今はとても優しい。これは演技?…それとも?

奇妙ともいえる共同生活。物語が進むにつれ、じわりじわりと二人の真実が明かされていきます。

想像を超えた展開にあなたもきっと驚くはず!

是非読んでみてください!

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