こんにちは!コーチの門井です。
昨日深夜、また東北で強い地震がありましたね。
あれから10年以上も経っているというのに、「また」なんて表現を思わず使ってしまうのも、それだけあの震災が私たちの記憶に根強く残っているということなのでしょう。あの時はまだ東京にいてかなり強い揺れを感じていましたから、今は実家から遠く離れた場所にいるんだな、ということを殊更強く感じました。
皆様はあの日あの時、何をしていましたか?
私はあの時小学6年生で、体育館で卒業式の練習をしていました。
「なんか真っ直ぐ歩けないなぁ」とか思っていたら地震でした。激しい揺れに怯える同級生たち。先生の指示で真ん中に集まるも、頭上でぐわんぐわん揺れているでかめの照明。「ここのがむしろ危ないんじゃないかなぁ」とか誰にも聞こえないくらいボソボソ喋り、上をチラチラ確認しながらいつ照明が落ちてきても自分だけは助かるように外に飛び出す準備をしていました。なんだか妙に冷静だったのを覚えています。当時の私は全然地震を怖がっていませんでした。
母親が仕事をクビになる覚悟で私と弟を迎えに来てくれて、あっけらかんと「クビになるかも!」と言っていた時は地震以上に驚いたものです。だから地震雷火事親父とは言いますが、より正しくはクビ地震雷火事親父なんだと思います。
閑話休題。
本日私が紹介するのは
小山 宙哉の「宇宙兄弟」です。
南波六太は上司に頭突きをしてクビになった。
弟の日々人と19年前に「宇宙飛行士になって宇宙へ行く」誓いあいましたが、結果は残酷です。
弟は夢を叶え間もなく日本人初の月面歩行者となろうとする傍ら、兄は無職になってしまいます。
弟、南波日々人は「兄が上司に頭突きをした理由」を知って兄へメッセージを送ります。
これは一度夢を諦めた六太がもう一度宇宙を目指して歩き始める物語です。
ぜひ読んでみてください!