こんにちは!コーチの門井です。
今週は日曜日までずれ込んでしまい、申し訳ございません。毎週欠かさず読んでくださるかたは特にお待たせいたしました。本日が木曜日であると思いこんでご覧ください。
先日は荒地山・六甲山に行きました。
以前もこのブログにて紹介したことがある悪友が唐突に誘ってくれたのがきっかけです。
当然ながらと言うべきか、私は登山用品すら持ち合わせていない登山初心者なのでまずは道具を揃えるところからスタートしました。
急に誘われたものですからちゃんとしたスポーツ用品店などに向かう時間もなく、前日深夜仕事終わりにドン・○ホーテへ行き全ての道具を買い揃えました。
全てと言ったら本当に全てです。下着から衣服からアウターからリュックから帽子から靴からそれ以外にもいろいろ…身に纏うもの全てをド○・キホーテで揃えて山に向かった男門井です。というか本当に揃ってしまうのが凄いです。
買って買って買いまくってお金足りるかなとか心配になりつつも、お会計したら約3万円でした。これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、門井は安いと感じました。さすが激安の殿堂。山を舐めてる。
当初の予定では荒地山を登る予定でした。
悪友情報でいくと荒地山は低い山で初級向けだということでしたが、険しいのなんの…
岩梯子と呼ばれるロッククライミングみたいなんするエリアがあったりするのですが、「この道で本当に合ってる…?」と何回か確認するくらいには険しかったです。険しいというか、なんか激しかったです。
そんなこんなでひぃひぃ言いながらたどり着いた山頂でご年配の集団に遭遇しました。
少しお話をするとその集団は岩梯子を迂回したらしく、私たちの声はずっと聞こえていたんだそう。
「迂回した方がよっぽどしんどかった、岩梯子を登れば良かった」
という風に仰っていましたが、絶対にそんなことはないと否定したい気持ちで胸は張り裂けそうでした。
というか失礼ながらあの方々に岩梯子を登れるとは到底思えません。
まあ私たちにしても、あの方々にしても「自分の来た道こそ一番険しいと信じたい」と思うのは人間の性なんでしょうか。
結局その後調子に乗って六甲山にもチャレンジした門井と愉快な悪友ですが、途中ちょいちょい弱音と休息を挟みながらなんとか山頂まで辿り着くことができました。
道中でいろいろ懐かしい思い出話にもなりました。「山登り」という明確な別の目的があると沈黙もあまり気にならないので、ただご飯に行くだけとかより気楽で楽しかったです。きっとまた他の山を登りにいこうと帰り際約束を交わす門井がいました。
一番印象に残ってるのは登山後の有馬温泉と、山頂付近(雪が降り気温も氷点下)にあったキレイで暖房とWi-Fiのあるトイレ(天国)でした。
ろ、六甲山なんて、あくまでついでなんだからねっ!
閑話休題。
本日私が紹介するのは
あまさき みりの「キミの忘れ方を教えて」
まずこのタイトルが良いですよね。
ネットでこの本を知り、すぐさま本屋へ走りました。在庫がなかったので取り寄せてもらい手元に来たので感慨もひとしおです。
別に―いつ死んでもいい。
青春から逃げたゴミクズの末路など、所詮そんなものだ。
医師から余命宣告にも等しい説明を受けた主人公はそう考えていました。
松本修。20歳。劣等感に溺れた逃亡者は大学を中退し地元の旅名川に帰ってきていました。
人の目から隠れるように自室に引き籠もる日々、そんな中で、シンガーソングライターとしてメジャーデビューしていた因縁の幼馴染み桐山鞘音が突然活動を休止し地元へ戻ってきていることを知ります。
ずっと一緒にいると信じて疑わなかった存在。いつしかその大きすぎる才能の差に気付き、いつか捨てられるのを恐れて自分から逃げた少年。
会えなくなっても、記憶から抹消しようとしても、その存在は大きくなるばかり。
そんな2人の恋心を作中では「麻薬のようだ」と表現しています。
「キミの忘れ方を教えて」
切ないタイトルに込められた悲痛な思いとは。
ぜひ読んでみてください!
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