テニス&バドミントンスクール ノア 姫路校

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好きな本の紹介をします。その42

こんにちは!コーチの門井です。

先日の親友のことを書いたブログですが、本人も読んでくれたみたいでラインでコメントが来ました。
最近、このブログを半ば強引におススメすることが増えてきました門井です。
自粛期間に暇だったので『その1』から全部読んで下さったという方もいれば、長いから3行まで読んでやめたという方まで様々です。読んでくれる方の為に本日も精一杯書いていきます!

最近はまだ雨も多いですが7月に入り夏も真っ盛りです。夏といえば「怪談」ですね!
まあ別に私個人でいえば怪談は全然得意ではありません。
中学生の頃、付き合いで見に行っただけの「貞子3Ⅾ」のせいで2週間ほど怖くて眠れなかった経験があります。
ちなみにその付き合いでいった他のメンバーは張り切って自分専用3Ⅾメガネを持参してきましたが、いざ映画が始まると目を閉じて耳を塞いで小さくなって震えていました。
お前らなんで映画見に行ったんだよ…と思った方もいらっしゃるでしょう。私もそう思います。
それ以来ホラー系のものとは無縁な生活を心掛けて生きてきました。

怖い体験をすると背筋が寒くなる、というのは本当らしく気温に関係なく人間は緊張を感じた時に冷や汗をかくことが科学的に証明されています。だから日本人が古来より夏に涼を求めて怪談に触れるのは理に適っているのかもしれませんね。

本日はそんな私が体験した話を紹介します。

私は中学生の頃部活で硬式テニスを始めました。
朝練があったのですが、正確な早起きが苦手(必要以上に早く起きるか、ぎりぎりに起きるかしかできない)だった私はいつも異常に早く校門に到着し、最初に鍵を開ける教頭先生を待機するのが日課でした。
また保健委員会に入っていた私は冬に教室の加湿器をセットする仕事があり、早く学校についたらそのまま教室へ荷物を持って入り加湿器をセット。荷物を置いて部活にいくのが冬のルーティーンでした。

その日もいつものように荷物を教室まで運び加湿器をセットしていました。テニス部の子が大体どれくらいの時間帯に来るのかは把握していました。
その時間学校には「教頭先生と私以外」いるはずがなかったのです。
私は当時から歌う事が結構好きだったりして、有志合唱団に入っていた事もあります。
それもなんだか変な歌にその当時はハマっていて、誰もいないならと結構大きな声で『ヘーコキましたね』というしょうもない歌を歌っていたんです。そして振り返るとその視線の先の廊下に見知らぬ女子生徒の影が…!
その子は無表情で何も言わず、すっと見えないところへ消えていきました。

まあ見知らぬというのは嘘です。私はその少女を知っている。

その少女は私と同級生で生徒会役員の子です。接点が微塵もないため名前と顔が一致する以上に情報がありません。
そんな人間は見知らぬ人間と呼んでもあながち間違いではないと思っています。
彼女が何故あんなにも早く学校に来たのかは分かりませんが、彼女と在学中話す事はついに一度もありませんでした。なんなら卒業後もありません。

私にとっては、見えないお化けやいつか終わる映画よりもその少女の「無表情」の方がよっぽど怖かったです。
門井は失敗から学ぶ男なので、以来大声で歌う時は声の届く範囲に本当に誰もいないか細心の注意を払うようにしています。

閑話休題。

本日私が紹介するのは
尾田栄一郎の「ONE PIECE」です。

今更私が紹介するまでもなく世界一売れた大人気漫画ですね。
私もようやくそれを読み始めて日々感動を覚えています。
作品の世界観の中で「海賊」は「無法者」ですが、主人公にとっては「自由の象徴」です。
世界を冒険しながら「力」に苦しめられている人々に自由を与えていく物語。
一度読んだ方も、もう一度改めて読むと新しい発見があるかもしれません。

是非読んでみて下さい!

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