テニス&バドミントンスクール ノア 姫路校

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好きな本の紹介をします。その39

こんにちは!コーチの門井です。

いや暑いですね。正直暑すぎです。
今週からクーラー使い始めたなんて方も少なくないんじゃないでしょうか。
かくいう私も昨晩のお風呂上がりは火照りと汗が止まらなかった為に今年初クーラーでした。どうやら今年も厳しい夏が待っていそうです。

さてさて、ノア姫路ではラケットキャンペーンが始まっていますが皆さんは気になるラケットがありますでしょうか?
私はYONEXのラケットを使うことが多いです。(ラケット以外もですが…)
ヨネラーで有名な門井ですが専門学校に入る以前は違うメーカーのラケットを使用していました。
YONEXを使い始めたのは専門学校時代に出会った私のお師匠様の影響が大きいです。
こうして卒業した今でも律儀にヨネラーを貫いているので、時折YONEXの契約なのかと尋ねられることがありますが
私がYONEXの契約ということはありません。完全な片思いです。

高校生の頃はちょっとマイナーなラケットを使っていました。
今もそうですが門井は珍しもの好きというか、「他の人が持っていないもの」に価値を感じる傾向があります。
私の使っていた相棒は「X‐POWER」メーカーは「パシフィック」です。
近所のスポーツショップに偶然置いてあったので買いましたが、以来どこのお店にも並んでいるところは見えませんでした。
それくらいにはマイナーです。

紹介しておいて申し訳ないのですが、どんなラケットかと聞かれても困ります。
当時の私は道具の違いなど微塵もわかりませんでした。
ガットが切れたのにも気づかないくらいのニブチンでした。
ただ、このラケットの良い所を当時の私も一つだけ理解していました。
グリップエンドのマークは「X」がモチーフになっているのですが、ラケットトスをしてもアップなのかダウンなのかパッと見ではわかりません。
つまり、自分がラケットを回す側になってしまえば、マークで相手は判断ができず
私が言った事が全て真実として受け入れられるのです。
それ以外はちょっと思いつきませんが、結構お気に入りでした。

閑話休題。

本日私が紹介するのは
村崎 羯諦の「余命3000文字」です。

短編小説集なのですが、最初の物語こそが「余命3000文字」です。
医師に「あなたの余命は3000文字きっかりです。」と診断された男の話です。
「治療はできませんが対策はできます。」
長く生きる為には特筆すべきことのない凡庸で退屈な人生を送る事。
なるべく生活は変化させず、ドラマが起こってしまう危険性のある他人との接触は極力避ける事。
主人公は一体どういう選択をするのか?
そして物語の終わりには「あなたの余命はあと何文字ですか?」というメッセージが。
短くとも色濃い人生を送るのか、長生きでもつまらなく生きるのか。
あなたはどちらを選びますか?

3000文字というと小説にしてはあまりに短い量だと思います。
前回の散髪ブログが約2000文字なので、そう考えると本当に短いですね。
変わった設定の変わった切り口の話が多いですが、ひとつひとつが短いので
スキマ時間にちょっと読むにはうってつけの本だと思います。

是非読んでみて下さい!

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