テニス&バドミントンスクール ノア 姫路校

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好きな本の紹介をします。その28

こんにちは!コーチの門井です。

昨日は立春で春が来たはずなのに今日は朝少し雪が降っていましたね。
姫路の方が地元より寒いので以前よりよく着こむようになってきました。
学生の頃は寒さにめっぽう強かったのでほとんど年中半袖短パンでした。
衣替えなど都市伝説だと思っていたんです。
母校の専門学校が池袋にあったので冬はよく「兄ちゃん寒くないの?」とよく絡まれていました。
親からはほぼ毎日「恥ずかしいから着なさい」と言われて育ってきました。
あまり自覚はありませんでしたが周りからすれば逆に冬の風物詩的な存在だったかもしれません。
服を沢山着るようになって気づきましたが、着れば着る程寒さに弱くなっていった体感があります。
人間は順応の動物です。ひょっとしたら最強の寒さ対策はただ耐える事なのかもしれません。
皆様、是非お試しください!私はしませんが。

話は変わりますが先日自転車を購入しました。
昨年末に自転車のカギを紛失して以来ずっと全ての移動は自らの足で行っていました。
慣れてくると忘れがちですが自転車っていいですね、超便利です。今時の言葉で言えば神です。
荷物を持つ必要もなく、疲労感はないのに到着は早いという勝ち組っぷりです。
ついこの間までは同じ大地の上を共に歩いてきたというのに、地位や立場が上になっていくとどうして人間は謙虚な気持ちを忘れていくのでしょうか?
頭の中で「はははっ。見ろ!人がゴミのようだ!」と叫びながら大地人(歩いている人)を颯爽と文明の利器(自転車)で日々追い抜います。バルス!

ちなみにラピュタは見た事ないです。

閑話休題。

本日私が紹介するのは
フショードル・ドストエフスキーの「罪と罰」です。
これもなかなかの有名作品ですね。
不朽の名作ってやつです。

主人公は貧乏な学生です。
日々生活が困窮し、半ば投げやりに生きていた矢先に母から手紙が来ます。
その内容は「妹が結婚することになった」という事。
文面を見ればまるで未来永劫二度とない幸運のようですが、主人公はそれが妹の望まぬ結婚であることを容易に見抜いてしまいました。
繰り返しますが、主人公は貧乏な学生です。立場も経済力もありません。要するに抗う力がないのです。
主人公は「未来と成長」のために彼自身をも揺るがす大きな決断をします。
悪質な高利貸しの老婆を殺し大金を手に入れるべく計画を立てます。
そして罪の意識に苛まれる日々。
「許される罪」と「許されない罪」。
どんな罪も償うことで赦されるのか?

是非、ご覧ください!

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