こんにちは!コーチの門井です。
皆様明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
今日は雪が降っていますね。
思い返してみれば昨年は暖かかったので私が姫路に来てからは初雪となります。
東京と姫路では姫路の方が体感寒いのですが、東京の方が雪は多く降っていた記憶があります。
そこら辺の情報に関しては専門外なので詳しいメカニズムは解りませんが、寒い方が雪が少ないなんて不思議なこともあるものです。
しかも私の記憶では鹿児島はもっと雪が降っていました。
なぜ鹿児島?と疑問に感じた方もいらっしゃるでしょうが、私の出身地は鹿児島県なんです。
今まで皆様には東京出身だとずっとお伝えしていましたが、厳密にいえば鹿児島県の生まれです。
詳しく説明すると親が里帰り出産をしたので生まれたのは鹿児島なのですが、物心ついたころにはもう東京で暮らしていたのでした。
シンプルに「出身は?」と聞かれたら一番正確な答えは「鹿児島県薩摩川内市」なのですが、実家も東京にあるうえにずっと暮らしていたのも東京なので「出身は東京です」とお答えしているんです。
薩摩川内市の頭にもある「薩摩」という地名がありますが、鹿児島県といえば「薩摩の国」ですね。
有名な名産品にはサツマイモがあります。
漢字で書くと「薩摩芋」ですが鹿児島県民は違う呼び方をします。
むしろ他の地方に名産を奪われまいと強引に地元色を出してアピールするところもありますが、鹿児島県民はなんて謙虚で素晴らしいのだろう(自分も含む)と思いました。
そんな鹿児島県民がサツマイモを何と呼ぶかはまたいつかお伝えすることにしましょう…。
閑話休題。
本日私が紹介するのは
三島 由紀夫の「命売ります」です。
2018年にドラマ化もしたベストセラー作品ですね!
この物語は主人公が自殺に失敗したところから始まります。
それも考えに考えた末の自殺ではなく、ある日馴染みの場所でいつものように夕刊の新聞を読んでいたところ急に思いついて自殺を図るにいたったのだといいます。
主人公はその日を境に、自分自身の人生をも含めたこの世の全てが無意味なものに感じてしまうのでした。
主人公は決して死を後ろ向きなものとしてとらえてはいなく、それを三島氏は「死がすっかりその瞬間から、彼に似合ってしまったのだ」と表現しています。
自殺に失敗した男は、「命売ります」という内容で広告を出します。
いくつかの人間が主人公の命を買いに来てそれを利用しようとしていきます。
そのまさに「死んでもおかしくない」依頼を主人公がこなしていくうちに彼の内側は変化していきます。
是非読んでみてください!