テニス&バドミントンスクール ノア 姫路校

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好きな本の紹介をします。その21

こんにちは!コーチの門井です。

突然ですが皆様!本日は何の日かご存じでしょうか?
本日、12月10日は毎年ノーベル賞の授賞式が行われる日なんです。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、リモートで行われるようで、式典の様子は日本時間で11日零時半から公式サイトから見られるようです。
なんてサイエンティフィックな話題なんだろうと胸打たれたあなたはズバリ理系男子・理系女子ですね!

なんでこんな話をしているのかというと、実は私も理系男子なんです。
時はさかのぼり中学生の頃、私の将来の夢は「ロボット等の開発者」でした。理科系科目が非常に好きで、授業中に教科書を開かずとも発言ができてしまうほど予習をしたりもしていました。理科係という仕事も任せてもらっていました。極めつけは、学校以外にも簡単な道具で様々なロボットを作って発想力を鍛える塾に通っていました。もうお分かりいただけたと思いますがそこそこガチで目指していたんです。

そんな私が進学した高校は科学技術科という変わった科の学校でした。スーパーサイエンスハイスクールなるものに認定されていて電子顕微鏡やレーザー加工機をはじめ中堅大学顔負けの設備を備え、生徒には一人一着ずつの白衣と一人一台の関数電卓が与えられました。授業には理系大学の先取り授業が組み込まれ、年に数度の研究発表プレゼンに卒業研究のようなものまでありました。

ここまで聞くととんでもない天才・秀才ばかりが通う学校かと思われるかもしれませんが、その実態はスーパーオタクハイスクールでした。
ラブライブとアイドルマスターというどちらも二次元の女の子がアイドルを目指したり活動をするアニメがあるのですが、それぞれのファンが集いその二大派閥が鎬を削っていたり、非常階段のてっぺんでいつも上裸に白衣を羽織ってはばたかせている紳士がいたり、ポケモンGOで珍しいポケモンを捕まえるためだけに受験シーズンの夏にオーストラリアまで向かうやつがいたり…
先に書いた情報と比べるとかけはなれているように感じますがどれも同時期の同じ高校の本当の話なんです。
我が母校ながらこんなに特色の濃い学校も珍しいと思います。
唯一納得できるのは「普通」科ではないということだけですね。

閑話休題。

本日私が紹介するのは
渡辺 一史の「こんな夜更けにバナナかよ」です。
この作品は講談社ノンフィクション賞と大宅社ノンフィクション賞をダブル受賞し映画化、先日金曜ロードショーでも流れてましたね。
これは筋ジストロフィーという筋肉が徐々に衰えてしまう難病を患った鹿野靖明さんと、彼を支えるボランティアの日常をつづった一冊です。
12歳で難病と診断された少年は「20歳まで生きられないかもしれない」と宣告されます。
しかし、度々勧められる入院生活を拒否しつづけ自ら集めたボランティアの人々の助けを借りながら最後は43歳まで生き抜きました。
そんな生き方をした彼だからこそ「ひとが生きるってことは迷惑をかけあうってことだ」「人間、できることよりできない事の方が多い」など考えさせられる当たり前があります。
ぜひ読んでみてください!

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