こんにちは!コーチの門井です。
更新がかなり止まってしまいました。なのでブログ上では「ご無沙汰しております」というのが正しいのかもしれません。
最後に更新したのはいつだったか、そう思って振り返ってみたら8月でした。
こんなに空いているものだったとは思わなかったので流石に驚きました。
また改めて更新を続けていきたいと思っておりますので、どうかお付き合いください。
このブログが止まっていた間にいろいろなことがありました。
まず誕生日が来て25歳になりました。そして身長が伸びて175㎝になりました。
実は社会人になってから毎年健康診断に行くのですが1年に1㎝ずつ身長が伸びています。このペースでいけば30歳で180㎝、50歳で2m代に突入します。人間は何歳になっても成長し続けるものだとは思っていましたが、このままでは巨大な老人が生まれるばかりです。まさか自身の成長を恐ろしく思う時が来るとは思いませんでした。あわよくば180㎝代でとどまって欲しいものです。
そして実家に新しい家族が増えました。言っていませんでしたが、ちょいちょいこのブログにも登場していたスコティッシュフォールドのみかんちゃんが昨年亡くなりました。小学2年生の頃からの付き合いでしたから、ショックではありましたが個人的にはみかんへの感謝の気持ちが強かったです。家族もそれを乗り越えたうえで、新しい猫ちゃんが門井家にやってきました。最初は写真や動画が毎週家族の誰かから送られてくるのでそれで姿を確認していましたが、もう笑っちゃうくらいみかんにそっくりでした。年末年始には実家に帰り彼女との親睦を深めてきました。接すれば接するほど違う猫なんだな、と感じます。新しい家族と過ごす時間は多くはないですが、それなりに仲良くしてもらえたらいいな、と感じます。
閑話休題。
本日私が紹介するのは
村田沙耶香の「殺人出産」です。
少子化が深刻化した未来の日本では、「殺人出産システム」が導入されていました。
10人産むと1人殺しても罪に問われない。
人道を欠くようにも捉えられるこのシステムも時間が経つに連れて「合理的だ」と受け入れられるようになります。
育子の姉は10代で「産み人」になることを選択し、もう少しで10人目の出産を迎えようとしていました。
命の価値観が大きく変わってしまった世界で、未来に命を繋ぐのは彼女の殺意です。
「100年前は今と全く違う価値観だったのだから、100年後はどうなっているか分からない」
価値観とは、つまりは正義です。立場や人物によっていくつもの種類の違う正義があります。迷う育子にいろいろな人が声を掛けてきます。彼女が最後に選択するのはどの正しさなのか。
是非読んで見て下さい!