こんにちは!コーチの門井です。
先週久々にブログ投稿をしたわけですが、早くも反響がありました!正直2ヶ月ぶりの投稿なのでもうチェックしてないかとも思いましたが、見つけていただいて有り難い限りです。これからも頑張って書きますのでよろしくお願いします。
本日は先日誕生日を迎え一足先に25歳になった友達の話をしようと思います。このブログにも度々登場する彼ですが、私がシンプルに「友達」と呼んでいるのは彼だけだったりします。私がある程度の頻度で連絡をとるのはもはや彼と母親くらいのもの。最近はお互い見つけた面白い画像やら動画やらを送り合って感想を言ったり言わなかったりする、Twitterみたいなことをしていたりします。
少し前に彼にとって衝撃的なことがありました。それについてお話しようと思うのですが、まずはその当時の私の状態について正しく理解してもらう必要があります。彼から連絡が来たのが土曜日の夜。日曜日は早朝からレッスンに入っており、その日は夜に新入社員たち(その時研修で姫路校へ来ていた)との懇親会が予定されておりました。その開始時間も20時からだったので、起きていられるかな?という不安はすでにありました。門井と同居している睡魔はなかなか手強い奴です。
そんな土曜日の夜。彼から来たラインには「振られました」と一言。会ったことさえないものの、彼女さんの話は付き合う前から度々聞いておりました。それも付き合っていたのはかなり短い期間。彼の気持ちは変わっていないのに、彼女さんの方はそうではなかったとのこと。彼ももう20代も半ばです。少し結婚のことも意識していたっぽいのです。加えて彼は私と違ってちゃんと恋愛ができる人間なので、「気持ちがある状態で相手から振られた」のは初めての経験です。
彼の心情が伺えました。気づいた時には彼に「話聞こか?」と返事をしていました。大切な誰かの為に死ねるか?という問いはフィクションの世界ではよくあることです。その答えはわかりませんが、どうやら私は少なくとも辛い気持ちになっている友達の為なら寝不足くらいにはなれる人間みたいです。
それから夜通し話を聞いて、時刻は4時になろうとしていました。少し落ち着いた彼が「そういえばお前日曜日って仕事じゃなかった?」とある事実に気づきます。「うん、朝からレッスン」「何時から仕事?」「とりま6時40分には出社しないといけない」少しの間があった後、「ふざけんなよ!」と笑いながら言われました。こういうやりとりが嫌いじゃない。結局、徹夜で仕事に出て夜の懇親会ではほとんど寝ていたのはまた別の話。腕時計の跡が額にくっきり残っていたのはかなり恥ずかしかった…。
後日談になりますが、あの夜から2週間後ラインを開くと彼から「彼女できた!」とのメッセージが。
すぐさま
「早すぎワロタンゴ」
「心配するだけムダやな」
「早く別れてまえ」
と送りました。実はこういう軽口をラインで送るのはこれが初めてです。私も彼も会話の齟齬や誤解を極端に恐れるタイプなので、冗談を言ってもすぐ冗談だと補足することが多いです。もうきっと私たちは本音か冗談かを言及しなくても、正しく受け取れるはず。願いにも似た信頼のもと、送信ボタンを押しました。これは我々友人関係において大きな一歩です。
貸しとか借りとかはありません。友人関係を結んだことがお互いにとって最も大きな借りなのだから。
閑話休題。
本日私が紹介するのは
夜宵草の「ReLIFE」です。
海崎新太。27歳、無職。
大学受験で二浪し、大学院に進学した後就職した会社を3ヶ月で退職。前職でのトラウマもあり、就活は難航。
そんな彼の前に現れたのはリライフ研究所の夜明という男。
生活費の補助と就職先の斡旋をする代わりにある秘密実験の被験者になってほしいと言います。
その内容は若返りの薬を飲み高校生になって、1年間高校生活を送ること。
なし崩し的に実験に参加することになった新太は久々の高校生活に四苦八苦しますが、次第に高校生たちと打ち解け始めます。
高校生たちの悩みや問題に触れ、そこに関わっていく中で新太は本来の世話焼きで他人思いの性格を呼び起こしていきます。
新太の影響で自分たちの問題を乗り越えていく高校生たちと、そのそばで一緒に成長していく新太。
実験が終わったら高校生たちは新太のことを忘れてしまいます。そんな儚さも孕んだ良作です。
実際に実写化もした人気漫画作品です。ぜひ読んでみてください!