こんにちは!コーチの門井です。
本日から7月期がスタートしました!そして今期から門井のブログは木曜日から火曜日にお引越しすることとなりました。(まあ、あんまり木曜日に更新できてはいませんでしたが…)今後ともご贔屓にお願いします!
新しい期が始まって一発目からこんな話題もなんですが、先日事件が発生しました…。今回の犯人は私です。もう言い訳することすら烏滸がましいと感じるレベルのやらかしです。
先日、私はいつものようにす○家で夕食を取っていました。食べ終えてそろそろ帰ろうかと荷物をまとめ始めた時、門井はとある異変に気づきました。
「今食べたチーズ牛丼が、最後の晩餐だったのかもしれない」
雅楽(日本の伝統音楽のひとつ。気になる方は調べてみてね☆)による『恋するフォーチュンクッキー』というなんともいえない店内BGMを背に、門井の呟きは人知れず消えていきました。
30分くらい考えまくりましたが、結局妙案は出ず。門井はレジへと向かいました。
「あのぅ…大変申し上げにくいのですが、財布を忘れてきてしまいまして、自宅まで取りに行かせていただくことって、できますかね…?」
門井が土下座をしていると錯覚させるほどの申し訳ない雰囲気を纏って店員さんに聞いてみました。すると奥から店長さんが出てきて
「いつも来てくれてるし、いいよ。明日になるとちょっと遅いけど、今日中ならいいよ。取ってきな。ノアの人だしね。」
店長さんに後光が差していました。
早速ダッシュで自宅へと向かっている途中に段々と状況が整理できてきました。ていうか職場までバレとるやん恥ずっ!そのまま自宅から財布を持って戻り無事会計を済ませました。
あまりにも申し訳なかったので、後日また ○き家に行った時に菓子折りを持っていきました。全国チェーンの牛丼屋なので、そんな経験もあまりないのだと思います。最初は受け取っていただけなくて、少し揉めました。そしてそれ以来、店長さんと何人かの店員さんと前より少し仲良くなったのは、また別の話です。
閑話休題。
本日私が紹介するのは
住野 よる の
『か「」く「」し「」ご「」と「 』です。
住野よる作品です!ジャンルを問わず読み、タイトルで本を選ぶ私が唯一「作者」で本を手に取るのは、実はこの方だけなんです。
物語の舞台はとある高校。同じクラスの友達5人は、誰にも言わないけれど、なんの役にも立たないけれど、少しだけ特別な力を持っています。全5章でそれぞれ章ごとに別々の登場人物の視点から描かれています。誰にだって「かくしごと」があって、誰かを完璧に理解している誰かなんていないのだという何の変哲もない現実を描いた日常系青春小説です。
でも考えてみれば「相手が感じていることが分からない」なんて当たり前なんですけどね。自分から見えた「青」が相手から見て同じ色だという証明はできないのですから。
ぜひ読んでみてください!